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Indeedを保有するリクルートが買収した「グラスドア」とは

Indeedを保有するリクルートが買収した「グラスドア」とは

2012年にリクルートがIndeedを買収し子会社化したことが話題になりましたが、今度は「グラスドア」を買収したことを発表しました。「グラスドア」はアメリカの求人口コミサイトであり、Indeedと補完関係にあると考え買収に踏み切ったとされています。求人市場を牽引するリクルートですが、求人市場を目指す先について見ていきましょう。

リクルートが買収した「グラスドア」とは?

「グラスドア」は米国企業

「グラスドア」は聞いたことがない人も多いかもしれませんが、アメリカにある企業です。

求人情報に関する口コミサイトであり、日本のサイトでは「転職会議」などが近いでしょう。

「グラスドア」は2007年にアメリカのカリフォルニア州で創業し、求人口コミサイトである「glassdoor.com」を運営している会社です。

企業評価やCEOの評価、福利厚生などの基本的なものから採用面接時の感想なども含まれていることが特徴です。

2018年5月にリクルートが買収を発表

アメリカの企業である「グラスドア」ですが、2018年5月にリクルートが買収を発表しました。

買収額は12億ドル(約1270億円)と言われており、安い金額ではありませんが、Indeedと同様に考えると割安に買えたとの声も多く見られます。

2社は統合せず事業継続の方針

「グラスドア」は求人情報の口コミサイトであり、Indeedは求人検索エンジンです。

リクルートの傘下となり、同じアメリカの企業ですが、両者は統合せず事業継承していく方針であると、リクルートの声明で発表されています。

求人情報を提供するIndeed、求職者が仕事を見つける方法に変革をもたらしたグラスドア、2社がお互いに補完し合うことで、求職者の利便性につながると見込んでいるのです。

「Indeed(インディード)」と「グラスドア」の関係とは?

「Indeed(インディード)」は求人検索エンジン

Indeedは求人検索エンジンであり、ネット上のあらゆる求人情報を網羅しています。

情報量の多さやエリアを活用し、ユーザーに合わせた検索結果の表示など、利便性の高さからユーザーも増えています。

自社サイトを活用した採用手法など、採用市場に新しい手法などをもたらしています。

Indeedはクリック課金制度であり有料掲載をすることで利益に繋げています。

予算を設定できることから、料金面でも使いやすいと企業の評判も右肩上がりです。

「グラスドア」は求人情報の口コミサイト

「グラスドア」は求人情報の口コミサイトであり、多くのユーザーが利用しています。

月間のUV数は5900万を超え、4000万件以上のレビューが寄せられ急成長している企業です。

求職者に透明性の高い企業情報を提供することを目的に、企業に関する様々な口コミ情報を掲載していることが特徴です。

福利厚生の口コミや企業のリアルな内部事情も知ることができるため、採用のミスマッチを防ぐことにもつながります。

今後も世界のオンラインの採用市場においてもっとも規模が大きく、成長が高い企業の一つである、とリクルートも評価しています。

Indeed(インディード)と「グラスイン」に対抗できる競合は?

マイクロソフトに買収された「リンクトイン」

「リンクトイン」とは、世界最大級のビジネス特化型SNSのことです。

アメリカのシリコンバレーの企業であり、世界各国で普及し、ユーザーは5億人を超えています。

2016年にマイクロソフトにより262億ドルで買収されました。

リンクトインはビジネス専用プロフィールを作成し、ビジネスパートナーや顧客、商談先、専門家とコンタクトを取ることができるものです。

日本でもリンクトインを活用して採用活動を行なっている企業は、パナソニックや楽天などがあります。

リンクトインはビジネス型SNSに特化しており、自ら仕事を探すよりも、人と人をつなぐ方法です。

2社の買収によりリクルートが手に入れたもの

求人情報の量と求人情報の質

今回の「グラスドア」の買収により、リクルートは求人情報の量と質を手にしたこと言えるでしょう。

求人情報だけでなく、求人情報の質をユーザーに提供することにより、オンラインでの利便性が向上することが考えられます。

これまではユーザー自身が求人内容を判断しなければならない状態でしたが、口コミ情報を参考に、自分で情報を取捨選択できる幅が広がります。

今後も求人業界のトップを走り続けることが予測されるでしょう。

リクルートが目指す求人市場の「次」とは?

人工知能であるAIによる活用

Indeedとグラスドアの買収により、求人情報の量と質を手に入れたリクルートですが、次に目指すものは何があるのでしょうか?

リクルートが求人市場で目指すものとは、「人工知能であるAIの活用」が注目されています。

採用市場にAIが導入されることで、ますますユーザーと企業にとって利便性が高まることが予想されます。

採用市場でAIを活用することで、求職者の情報分析を簡素化したり、適職の部署を提案してくれたりなど、採用プロセスの簡素化につながります。

採用市場において重要なポジションにある2社を買収したリクルートは、これから採用市場におけるAIの開発を牽引してくのではないかと言われています。

まとめ

今回は、リクルートが2018年に買収した求人口コミサイトを運営する「グラスドア」についてお伝えしました。

「グラスドア」は、求職者や社員ユーザーの口コミ情報がベースとなり、透明性の高い求人情報を膨大に保有していることが特徴です。

求人情報の量と質を手にしたリクルートは、日本だけでなく今後も海外展開を進めていくことが考えられます。