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会社に応募が来ない本当の理由

なぜ人手不足になっているのか?人手不足の原因と現状

なぜ人手不足になっているのか?人手不足の原因と現状

最近は新卒採用も難しくなり、慢性的な人手不足に頭を抱えている企業も多いです。 募集を出しても応募が集まらない状況に不安と焦りを感じている企業も少なくありませんが、なぜ人手不足になっているのでしょうか? 人手不足と言われる原因には様々な要因が挙げられますが、今回は、人手不足の原因と現状についてお伝えします。

企業の5割が人手不足の状態

最近では正社員が不足している企業が5割近くになるなど、人手不足が深刻な問題となっています。

企業の中には、「人手不足の状況を解消するために求人を出したのに応募が集まらない」経験をしているところも増えています。

正社員の人手不足を業界別で見ると、情報サービスが7割を超えており、運送業や建設業は6割を超えている状況です。

また、正社員だけでなく非正社員も不足しており、業界別では飲食店、人材派遣・紹介などで3割以上となっています。

人手不足を実感しているのは大企業だけでなく、中小企業でも高まりが広がっているのが現状です。

会社に応募が来ない3つの理由

会社に応募が来ない理由としては、以下の3点が考えられます。

  • 自社の求人に魅力がない
  • 募集の方法に難がある
  • そもそも対象者が存在しない

これらの要因によって人手不足が招かれていることが考えられます。

特に、多くの企業では2つ目の「募集の方法に難がある」の理由で人を集められていないのが現状です。

募集方法に難があるというのは、求人を出して募集を行っても採用に至っていないということです。

また、採用できていない背景には自社の求人に魅力が感じられず、応募者が集まらないことも原因として挙げられます。

そして、特別なスキルを持った人の募集や対象への条件が難しすぎる場合が挙げられます。

特に技術者などは対象者そのものの数が限定されてしまうため、採用が困難になりやすい傾向にあります。

人手不足の原因とは?

人手不足と騒がれていますが、なぜ人手不足に陥ってしまっているのでしょうか?

データを元に人手不足の原因を見てきましょう。

少子高齢化による影響

日本では平成元年をきっかけに合計特殊出生率が2.0を下回り、少子化の一途を辿っています。

子供の数が減る一方では、高齢化が進み2015年の時点では国民の4人に1人が高齢者という超高齢化社会という状況です。

高齢者の割合が増えることによって、労働人口が減少し人手不足の原因となっています。

また、日本以外にもスウェーデンやイギリスなどの高齢社会の国はありますが、その中でも日本は24年という他国にない異常な早さで高齢化が進んだことも原因の一つです。

有効求人倍率の上昇

有効求人倍率とは、求職者の数に対する求人募集の数の割合を表す数字です。

2009年のリーマンショック時には有効求人倍率は0.45倍まで下がり、求職者が溢れかえる状況でしたが、現在では2017年に1.45倍まで上昇しています。

この状況は、求職者の数より求人数が多く、求職者が職を選べる状態を表しています。

求人広告の掲載件数の上昇

先ほどの有効求人倍率の上昇により、求人広告の掲載件数も上昇が見られます。

あるデータによると平成23年は50万件ほどであった求人掲載数が、平成28年度には120万件となっています。

採用手法が変化し、最近ではメディアによる集客がメインになっていますが、各媒体も求人で溢れている状態であり、求職者より求人数が多いのが現状です。

求人を掲載する企業の中には、正社員だけでなく主婦をターゲットにした在宅ワークなどの働き方の多様化も見られます。

「人手不足倒産」も深刻な問題

最近ではニュースなどでも話題になっている「人手不足倒産」ですが、耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか?

人手不足により企業が倒産してしまうことも珍しくありません。

人手不足倒産はなぜ起こる?

人手不足倒産が起こる原因は以下の3つの理由が考えられます。

  • 従業員の不足
  • 労働内容と賃金の不釣り合い
  • 技術者が確保できない

労働内容と賃金が見合っていないことを不満に感じた従業員が離れてしまい、企業として経営が難しくなり倒産に至ってしまいます。

特に、技術者などの必要なスキルを持った人材が確保できないことは、企業にとって大きな痛手となります。

中小企業の人手不足倒産件数の増加

人手不足倒産の多くは、中小企業で著名で件数も増加しており、毎月20社以上が倒産しているのが現状です。

業界別では、建設業が一番多く、その次がサービス業となっています。

この2つの業界による倒産が、人手不足倒産の半数を占めている状況です。

建設業の人手不足の原因

建設業では人出不足による倒産件数も増加しており、慢性的な人手不足に悩まされているのが現状です。

建設業の人手不足の原因としては以下の2つの理由が考えられます。

  • 若手職員の減少
  • リーマンショック後に現場を離れた職人が戻って来ない

最近の若い人は現場仕事よりもオフィスワークがしたいと希望する人も多く、建設業などの現場仕事を志す若手職員が減少していることも挙げられます。

また、2009年に起こったリーマンショックでは、建設需要が激減し職を失った職人もたくさんいます。

景気が回復し、2020年度の東京オリンピックに向けて建設需要は増えていますが、現場を去った職人が戻って来ないことも原因の一つです。

サービス業の人手不足の原因

サービス業では、24時間営業などの過酷な労働環境、低賃金などが原因で離職者が多く、労働環境が人手不足の原因として挙げられます。

また、労働環境だけでなく接客を通して人間関係が原因で離職する人も増えいています。

人手不足倒産を防ぐためにできることは?

人手不足倒産が拡大してきている状況に対して、予防策をしっかり考えることが大切になってきます。

  • 労働環境を整える
  • 人間関係を良好にする
  • 求人掲載の方法を見直す
  • 外国人の採用

このように人手不足倒産を防ぐためにできることは、いくつも挙げられます。

特に従業員が働きやすい労働環境を整え、人間関係を良好に保つ努力が企業側には求められます。

また、求人掲載の方法を見直し、効果的な募集ができるような取り組みが必要になります。

まとめ

今回は、会社に応募が来ない理由として人手不足の現状をお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?

人手不足を解消するために求人を出しても人が来ない、という経験をしている企業は多いです。

中には「応募がないのはうちの会社だけ?」と不安になっている企業もありますが、会社に応募が来ないのは様々な原因と背景があります。

現状では労働人口の減少により、どの企業でも人材の確保が課題となっており、企業側の努力や改善も求められています。