2018年1月23日、Googleは新サービスとして「Googleしごと検索(Google for Jobs)」を日本での提供を開始しました。求人検索エンジンである「Indeed」とはどのような違いがあるのでしょうか?この記事ではGoogleしごと検索とIndeedの違いなどについて紹介します。
目次
- Googleしごと検索が日本でサービス提供を開始
- 12カ国に展開している
- Google for Jobsは日本のGoogle検索結果に出ている?
- Googleしごと検索とは?
- Googleで求人検索ができる新しいサービス
- Google for Jobsとインデードの違いとは?
- インディードは有料広告がある
- Google for Jobsは求人を直接投稿できない
- Google for Jobsの特徴
- SEOの影響を受けない
- 自宅から近い仕事場を探しやすい
- 口コミ情報や企業レビューがある
- Google for Jobsで採用活動を行うためには?
- Googleしごと検索(Google for Jobs)に対応させる方法
- Googleが定めたガイドラインに従うことが大切
- まとめ
Googleしごと検索が日本でサービス提供を開始
Googleは情報を探すことができる「Googleしごと検索(Google for Jobs)」を日本でサービス提供を開始したとは発表しました。
Googleしごと検索(Google for Jobs)は馴染みがないサービスですが、すでに日本以外では導入されています。
web上にあるあらゆる求人情報を検索結果に表示することで、新しい仕事探しの方法として活用されるでしょう。
12カ国に展開している
Googleしごと検索(Google for Jobs)ですが、日本以外の12カ国で展開されています。
- アメリカ
- カナダ
- インド
- アルゼンチン
- ブラジル
- コロンビア
- チリ
- メキシコ
- ケニア
- ナイジェリア
- 南アフリカ
- スペイン
2017年の6月にアメリカでリリースされて以来、上記の国で展開されており、今後も広がっていくことが予測されています。
Google for Jobsは日本のGoogle検索結果に出ている?
2019年1月23日にGoogleしごと検索(Google for Jobs)はリリース開始となりましたが、日本のGoogle検索結果に表示されています。
Chrome、Safariなどのブラウザで検索結果が表示されているのを確認しています。
Googleしごと検索とは?
Googleしごと検索(Google for Jobs)とは、2017年6月にアメリカで発表された、求人情報の新しい探し方として広まっています。
求人情報を探すユーザーに向けて、Googleが適切な情報を表示するものです。
「東京 営業」などのように希望する職種とエリアを入力することで、検索結果に求人が表示される仕組みです。
Googleで求人検索ができる新しいサービス
今までは、インターネットで求人検索サイトを検索して、そん中で求人情報を探すことが一般的でした。
しかし、Googleしごと検索(Google for Jobs)によって、直接キーワードを入力することで、ユーザーのニーズに合わせた求人情報が表示され、求職者と企業をつなぐことができます。
Googleで求人検索ができる新しいサービスとともに、仕事探しの方法の変化をもたらすことが予測されています。
Google for Jobsとインデードの違いとは?
現在、求人業界で大きな影響力を持っている「Indeed」ですが、Googleしごと検索(Google for Jobs)とはどのような違いがあるのでしょうか?
それぞれの違いについてみてきましょう。
インディードは有料広告がある
Indeedには有料広告を掲載することができます。
入札という形で課金をすれば検索結果の上位に表示させることができます。
Googleしごと検索(Google for Jobs)には、有料広告はありません。
広告がついていない状態なので、基本的に上位に表示させるために課金する事はできないのです。
お金をかけなくてもオーガニック検索で検索結果の上位に表示することができるのが、Googleしごと検索(Google for Jobs)です。
Google for Jobsは求人を直接投稿できない
Indeedには、求人票を作成して投稿できるシステムがあります。
自社の採用ページを持っていない企業であっても、求人票を作成することで、Indeed内に求人を掲載することができます。
Googleしごと検索(Google for Jobs)は、Indeedのような求人票が作成できるフォーマットはありません。
そのため、Googleしごと検索(Google for Jobs)に表示させるためには、自社のサイトが必須となります。
Google for Jobsの特徴
Googleしごと検索(Google for Jobs)は、キーワードとエリアから検索できるだけでなく、自分にあった仕事を探しやすくなることがユーザーのメリットです。
SEOの影響を受けない
Googleしごと検索(Google for Jobs)が表示されるのは、リスティング広告と検索結果の間に表示されるため、SEOの影響を受けません。
今まではSEO対策を行い、上位に表示させることが必要でしたが、SEOの影響を受けないことから、Indeedよりも上位に表示されます。
自宅から近い仕事場を探しやすい
今までの求人検索サイトでは、最寄駅から検索をすることが多かったですが、Googleしごと検索(Google for Jobs)では、自宅から2km圏内の職場を探すことができます。
地図が自動表示されるので、自宅からの距離感をつかみやすくなるメリットがあります。
口コミ情報や企業レビューがある
Googleしごと検索(Google for Jobs)には、口コミ情報や企業レビューがあります。
従来であれば、会社名を検索して口コミ情報などを探す手間がかかっていましたが、検索結果に表示されるため、一緒に見ることができます。
口コミ情報や企業レビューは求職者にとって、重要な情報となります。
Google for Jobsで採用活動を行うためには?
Googleしごと検索(Google for Jobs)で採用活動を行うためには、自社の採用ページなどが必要になります。
採用活動を行うための準備について見てきましょう。
Googleしごと検索(Google for Jobs)に対応させる方法
Google for Jobsに対応させる方法は3つあります。
①既存の自社採用サイトをGoogle for Jobsに対応させる
Googleしごと検索(Google for Jobs)に検索結果を表示させるためには、設定が必要になります。
自社の採用ページを持っている企業は、自社の採用サイトをGoogleしごと検索(Google for Jobs)に対応させることが必要。
②新たに自社採用を構築する
Google for Jobsに対応したサイト制作ツールを使うことで、Google for Jobsに表示させることができます。
主なGoogle for Jobsに対応した採用サイト制作ツールは、下記のようなものがあります。
- ハイソル
- HITOManager
- HRAAOS
- JPB!BASE
- engage
- スタンバイカンパニー
③Google for Jobsに対応している求人サイトに広告を出す
自社のサイトを持っていない企業は、Googleしごと検索(Google for Jobs)に対応している求人媒体を使用することも方法の一つです。
現在、Googleしごと検索(Google for Jobs)に対応している求人媒体は、下記の3つが挙げられます。
- Doda
- バイトル
- エン派遣
- リクナビネクスト
- マイナビ転職エージェントリサーチ
- @type
- エン転職
- イーアイデム正社員
- Green
- イーキャリア
- キャリトレ
- 求人ジャーナルネット
これらの対応している求人媒体を活用することで、Googleしごと検索(Google for Jobs)の検索画面に表示させることができます。
Googleが定めたガイドラインに従うことが大切
自社の採用ページを作成する場合は、Googleが定めたガイドラインに従うことが必須となります。
自社の採用ページの更新も飛鳥になり、更新した際にはGoogleに通知することが必要。
更新のたびに通知を送る作業が入るため、面倒に感じることもあるでしょう。
コストはかかりますが、採用管理システムを導入することで、手間を省くことができます。
まとめ
今回は、日本で新しくサービス提供が始まった「Googleしごと検索(Google for Jobs)」についてお伝えしました。
Googleしごと検索(Google for Jobs)は、検索結果に表示される新しい求人の探し方です。
Googleしごと検索(Google for Jobs)に表示させるためには、自社のサイトや対応しているサービスを活用するなど、対応してくことが必要です。
今後のGoogleしごと検索(Google for Jobs)のサービス展開にますます期待です!