中途採用、新卒採用ともに採用が難しいと感じる企業は多いですが、Indeedを活用することで新卒採用も可能になります。 新卒の採用は新卒専用の求人サイトを活用している企業も多いですが、コストもかかり効果が得られず厳しいと感じている企業も多いです。 しかし、Indeedを使って新卒採用を行うことでコストダウンしながら、採用活動もできます。 今回は、Indeedを活用して新卒採用をすればコストダウンできる方法についてお伝えします。
目次
新卒採用が難しいと感じる企業は多い
採用が難しいと言われる時代ですが、その中でも特に新卒採用が年々難しくなっています。
新卒採用を行なっている企業の約6割近くが、思うように新卒採用ができていないと感じているなど深刻になってきています。
企業の中には、新卒が採用できないことから新卒採用をやめて中途採用をメインに動き出しているところもあります。
少し前では就職活動の氷河期と言われ、新卒の内定率も悪く就職難の状況でしたが、今では正反対の状況になっています。
なぜ新卒の採用が難しくなっているのでしょうか?
新卒の採用難になっているのはなぜか?
新卒の採用が難しくなっている理由としては、以下のようなものが挙げられます。
- 少子高齢化による労働人口の減少
- 新卒の売り手市場
少子高齢化が進み労働人口が減少の一途を辿り、日本の人口も減少しています。
労働人口が減少していることにより、どの企業も人材の確保が難しく人手不足になり新卒採用で人員を確保したいと考えている企業も多いです。
しかし、採用市場は新卒の売り手市場になっているため、新卒の就活生よりも求人数が多い状態です。
就活生は1人あたり平均5〜8社ほど内定をもらっており、就活生が企業を選ぶ時代になっています。
そのため、内定を出しても辞退されることも多く、結果として予定人数を確保できなかったという企業も少なくありません。
このような背景があり新卒の採用は年々難しくなっています。
企業が行う新卒採用の主な採用手法
新卒の採用を行う企業は多いですが、新卒採用には様々な採用手法があります。
企業が行なっている主な新卒の採用手法は以下のようなものがあります。
新卒ハローワーク
新卒ハローワークとは、全国のハローワークに設置されており新卒向けに企業を紹介する期間であり、無料で利用できます。
掲載している企業の多くが中小企業になるので、ライバルが減るメリットがありますが優秀な学生の確保は難しいデメリットがあります。
新卒向け就活サイトへの掲載
多くの学生が利用している新卒向けの就活サイトですが、代表的なものには「リクナビ」や「マイナビ」などが挙げられます。
多くの学生が利用しているので、大きい母集団の中から選考ができることがメリットとして挙げられます。
媒体にもよりますが、高額の掲載料金が発生するため、中小企業などは手軽に利用できないことがデメリットとして挙げられます。
また、大手企業や人気企業とライバルになるため応募が確保できないこともあります。
就職フェア
就職フェアとは様々な企業が集まり、学生に対して会社説明会を行うイベントのことです。
人事担当者と学生が直接関わることができるので人気も高い採用手法の一つです。
学生に直接PRしたり、学生の不安を払拭することができるので、媒体とは違うメリットが得られます。
参加する学生の多くが志望動機が薄く、プレゼンテーションなどのノウハウが必要になることがデメリットです。
大学の就職課
大学の就職課に求人票を出すことで学生の紹介を得られるものです。
採用コストはかからず、大学や学部を絞り込んで採用活動を行うことができますが、大学との信頼関係にも関わるため紹介された学生を不採用にしにくいこともデメリットとして挙げられます。
このような様々な採用手法がありますが、学生の就職活動の方法を見て行きましょう。
学生の就職活動の方法
就職活動を行っている学生の多くは、就活サイトを利用しながら就職活動を行なっているのが現状です。
就活サイトでは様々な企業が掲載されているので、情報収集がしやすいことが理由に挙げられています。
Indeedで新卒採用ができる理由
Indeedは求人検索型エンジンですが、Indeedでも新卒採用を行うことが可能です。
自社のホームページへの導線
Indeedの掲載方法は、自社のホームページへのクローリングや直接情報を入力する方法があります。
就活を行なっている多くの学生は、就活サイトの求人を確認した後に企業のホームページを確認しています。
就活サイトでは求人ページ→企業のホームページという導線になりますが、Indeedであれば直接自社の採用ページに誘導できるので学生も使いやすいというメリットがあります。
就職活動を行う学生の動き
就活サイトから企業ホームページへ移行する学生の動きとしては、求人サイトだけでは企業の雰囲気や情報が得られず、自社のホームページで確認することが分かります。
そのため、自社のホームページへの導線を就活サイトではなくIndeedで作ることも可能になります。
Indeedを使うとどれくらいコストダウンできる?
新卒の採用手法は色々な方法がありますが、就活サイトに掲載すると掲載料金が発生します。
また、それだけでなく新卒の採用には人件費などもかかってくるので、コストダウンしたいと考える企業も多いです。
新卒採用にかかる採用コストの相場
企業が新卒1人を採用するときにかけるコストとしては、平均50万円となっています。
大企業などでは新卒採用に力を入れており、1人あたり約100万円以上をかけて採用しているところもあります。
新卒採用はお金がかかるものですが、中小企業ではあまりコストをかけられないと考えているところも多いです。
Indeedを使った場合の新卒採用のコスト
新卒採用にはお金がかかるものですが、Indeedを使った場合の採用コストは、1人あたり1/3ほどが削減できると言われています。
掲載条件や料金、応募人数などによって条件は変わってきますが、Indeedを活用している企業の中には大幅なコストカットに成功したところも多いです。
採用が難しい今、採用コストを抑えながら採用活動ができるのは、中小企業などにとっては魅力的ですよね。
まとめ
今回は、Indeedを活用して新卒採用をすればコストダウンできる方法についてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?
新卒の採用に苦戦している企業も多く、これからも難しくなることが予測されています。
就活サイトに出せば学生は集まると考えている人事担当者も多いですが、多くの学生は自社のホームページをチェックしてから応募を決めています。
Indeedの活用と自社のホームページの見直しも必要な戦略になります。