Indeedを採用活動に使用している企業も多いのではないでしょうか?Indeedの親会社は採用業界大手のリクルートですが、リクルートが保有する検索エンジンはIndeedだけではありません。今回は、Indeedが保有する求人検索エンジン「simply Hired」についてご紹介します。
目次
求人検索エンジン「simply Hired」とは?
simply Hiredは聞いたことない方もいるかもしれませんが、Indeedと同じ求人検索エンジンです。
インターネット上のあらゆる求人情報をクローリングしています。
simply Hiredに関してはあまり詳しい情報は公開されておらず、Indeedと同様の求人検索エンジンですが、機能の面で違いがあるようです。
日本全国の求人情報を検索することが可能であり、ジョブアラートを設定することで効率的に情報収集ができます。
検索方法は、職種と地名を入れることで簡単に検索が可能です。
2005年にリリースされた「求人・検索エンジン」
simply Hiredは2005年にリリースされた求人検索エンジンであり、意外にも長い歴史がある媒体です。
2016年に株式会社リクルートホールディングスが資産を保有
simply Hiredは2016年に株式会社リクルートホールディングスが資産の一部を保有したと発表しました。
同じ機能を持つ求人検索エンジンIndeedとの関係について注目されていましたが、Indeedとはパブリッシャーとして連携することを発表。
Indeedの発表した文面の引用は以下の通りです。
今回取得する「Simply Hired.com」(www.simplyhired.com)は、2005年にサービス提供を開始した求人情報検索エンジンです。当社グループは今後、「Simply Hired.com」を求職者向け検索サービスとして継続させていきます。また、今回新たに、当社グループが展開する「indeed.com」とパブリッシャーとして連携いたします。
simply Hiredに直接掲載する方法はない
今後はIndeedと連携を図る方針である「simply Hired」ですが、現在は直接投稿する方法はないようです。
ページには「無料で求人掲載」と記載がありますが、こちらはIndeedのアカウントページにリンクしており、Indeedへの掲載になります。
Indeedのアカウントページとリンクしている
simply Hiredの掲載方法について詳しい情報はありませんが、Indeedのアカウントとリンクしており、Indeedに掲載することでsimply Hiredに反映されることが推測されます。
ページ内の利用規約などもIndeedとリンクしているため、掲載するためにはIndeedを活用する必要があります。
simply HiredとIndeedとの違いとは?
simply HiredとIndeedは同じ求人検索エンジンですが、違いについて見てきましょう。
Indeedとパブリッシャーとして連携している
simply Hiredは直接求人投稿などの機能はなく、Indeedとパブリッシャーとして連携しています。
現在は、simply HiredからIndeedへリンクする形になっているため、Indeedの入り口の一つとなっているようです。
そのため、Indeedのように投稿できる機能などはありません。
表示項目に選択肢がある
simply Hiredでは表示項目に選択肢があります。
例えば、雇用形態や掲載期間、勤務地などで並び替えが可能です。
並び替えて表示ができるので、より詳細な検索結果を表示できることが違いです。
まとめ
今回は、リクルートが保有する「simply Hired」についてご紹介しました。
知名度はIndeedほど高くはありませんが、機能はIndeedと同じです。
現在は、Indeedとパブリッシャーな関係としての位置付けになっており、直接掲載などはできません。