最近、知名度の高まってきたIndeedを導入する企業が増えています。これは、自分で運用するよりも代理店に任せる方が効率的に進められることが多いためです。
今回は、Indeedの代理店に任せるメリット・デメリットを中心に紹介します。
目次
Indeedの代理店とは?
Indeedを利用する時には、自社で運用する方法と代理店に運用を任せる方法があります。
代理店はアカウントの開設から運用、サポートまでを行ってくれるので、楽にIndeedを活用することができます。
代理店には正規代理店と非正規代理店の2種類がある
Indeedの代理店には次の2種類があります。
- Indeedの認定パートナー(正規代理店)
- 非Indeedの認定パートナー(非正規代理店)
どちらもIndeedの運用を行う代理店であり、基本的な作業内容に差はありません。
これを読んでいる方の中には、「正規代理店と非正規代理店の2種類の代理店が存在しているが、どうやって見分ければ良いのか?」と疑問に感じた方もいるかもしれません。
この2つの代理店には見分けるための目印が存在しています。
代理店を見分けるための方法について、次の項目で詳しく説明します。
正規代理店と非正規代理店の見分け方(認定パートナー制度)
Indeedの正規代理店には「パートナー制度」というものが設けられています。
Indeedの公式サイトでは、次のように表記されています。
「Indeed広告の販売代理店として公式に認定された代理店です。豊富な実績に基づいた質の高いサポートを提供しています。」
引用元:Indeed 認定パートナー制度
これはIndeed側から認定されるものであり、それぞれランク分けされています。
パートナー制度のランクは次の通りです。
- パートナー
- シルバー
- ゴールド
3種類のランクに分類されており、全214社(2018年8月)あるIndeedの正規代理店中、シルバーが30社、ゴールドが5社となっています。
ランクの基準についてはオープンにされていませんが、掲載実績や顧客獲得数などのハードルをクリアした代理店が認定されるようです。
非正規代理店にはパートナー制度は適用されておらず、パートナーランクの表記もありません。
認定パートナーの代理店に相談するメリット
Indeedの認定パートナーの代理店に相談するメリットとしては、Indeedの公式サイトでは次のように表記されています。
- 豊富な実績と最新の情報
- さらに効果的な広告の運用
- 自社コストの削減
引用元:Indeed 認定パートナー制度
先ほども触れたように、認定パートナーの適用は実績や経験、知識などもランクアップの基準になっています。
そのため、Indeedでの掲載実績があり、高いノウハウを持っていると認定された代理店に任せることで安心して運用ができます。
Indeedの認定パートナー代理店を確認する方法は?
Indeedの公式サイトには、認定パートナー代理店の一覧が掲載されています。
ランクについても表記されているので、安心して探すことができます。
代理店はどこまでやってくれるのか?
代理店に任せることで、アカウントの開設からサポートまで全て任せることができます。
Indeedの代理店が実際にやってくれる作業内容は次の通りです。
- アカウント開設
- 原稿作成
- 採用ページの作成や採用動画の作成
- サポート
代理店に申し込みを行うだけでアカウントの開設からやってもらうことができるので、自分で掲載するより簡単になります。
ただし、アカウントの開設はIndeedの正規代理店のみが対応できる部分となっています。
そして、求人原稿の作成から取材、自社の採用ページや動画の作成まで請け負ってもらえるところもあります。
自社の採用ページや動画撮影などは代理店によってプランが異なりますので、確認が必要です。
代理店に任せるメリット
運用が楽になる
代理店に任せることでIndeedの運用が楽になります。
自社で運用した場合、コストが抑えられるメリットがありますが、運用にかかる時間や人員などを考えると依頼する方が安く済む場合も。
また、自社の採用ページの作成も頼めるので、Indeedを最大限に活用して採用活動を行うことができます。
Indeedの運用ノウハウがある
Indeedの代理店はIndeedの運用に関してのノウハウや実績があります。
何も分からないまま自社で運用するよりも、高いノウハウの元で運用してもらえる方が採用成功にも繋がります。
求職者のニーズを把握している
Indeedに掲載するためには求人原稿の作成が必要になります。
Indeedに直接投稿する場合も自社の採用ページを作成する場合も、どちらも求職者に向けてのメッセージを打ち出すことが必要。
代理店は求職者のニーズを把握しており、求職者が集まりやすい求人原稿や情報の見せ方などを知っています。
打ち出す内容や表現方法は応募率にも影響するため、効果の高い原稿を作成してもらえることもメリットです。
代理店に任せるデメリット
ノウハウを蓄積できない
Indeedは運用が必要であり、代理店に任せることで自社のノウハウを蓄積できないことが挙げられます。
現在は採用が難しい時代と言われており、企業の採用力を高めることが求められています。
自社でIndeedを運用する場合は、掲載から採用までのプロセスや採用マーケティングスキルを蓄積することができます。
運用のコストが追加でかかる
Indeedの代理店に運用を任せる場合は、運用コストが必要になります。
料金は代理店によって様々であり、低価格のところもあれば高い値段のところもあります。
また、代理店に依頼する場合は掲載料金がかかる有料掲載のみとなるため、掲載料金+代理店手数料と追加でコストがかかります。
代理店によって成果に差が出る
先ほども述べたとおり、代理店には認定パートナーのランクがあります。
ランクが高い代理店ほどIndeedの実績があり、ノウハウも高いことが分かります。
代理店の中には加盟したばかりで実績がないところもあるため、成果に差が出てしまうことがあります。
認定パートナー制度などを参考にしながら、代理店選びを行う必要があります。
まとめ
今回は、Indeedの運用を代理店に任せるメリット・デメリットについてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?
代理店に任せることで運用が楽になり、Indeedを効果的に活用することが可能になります。
ただし、追加コストなどが発生するデメリットもあるため、メリット・デメリットを理解して任せることが大切です。