現状、中小企業は求人者からの応募が少なくて困惑していることも多く、何とか上げることができないか四苦八苦している現状にあります。 そのような時、Indeedという「職務に就くこと」を支援するツールを使用すれば、求人者の応募率や採用率を上げることが可能です。 そのため今回は、Indeedで運用をした際の料金体系についての紹介をします。
目次
Indeedとは?
Indeedとは、求人サイト、各種メディア、各種団体、企業の採用情報など、多くのウェブサイトを巡回して求人情報を収集している、求人情報専門の検索エンジンです。
日本国内においては、月間1000万以上のアクセスがあるため、求人者に対して高確率でリーチすることが可能となります。
また世界50ヶ国以上、28言語でサービス展開をしています。
ただし、Indeedが直接採用に関与することはありませんので、この辺りは注意が必要です。
求人者が検索した結果は、求人情報が実際に投稿している掲載元にリンクしているため、特に難しい設定をしなくても活用ができます。
Indeedのメリットとデメリット
Indeedには、多くのメリットがあります。
Indeedは、ネット上に掲載されている溢れんばかりの情報から、求人情報を一括で検索できるツールです。
そのためIndeedを使用すれば、キーワードと勤務地で検索をするだけで、個別のサイトに登録することなく一括した求人情報を取得することができるのです。
今まで、様々な有名求人サイトに登録をして求人情報の比較をするといった手間が、大きく改善できることになります。
情報が膨大になるデメリットも
反対にデメリットとして、多くの求人情報を一括して表示するため、場合によっては情報が膨大になる可能性があります。
一見これはメリットのように感じますが、希望する求人情報よりも少し広範囲に検索を掛けることがあります。
そのため、求人者本人が本当に希望する求人情報を探すという観点で言えば、情報が膨大すぎて大変な作業となり兼ねません。
またIndeedの検索結果は、会員登録制の求人情報や非公開求人情報は見ることができないので、会員登録による優遇を受けることもできないのです。
Indeed広告
IndeedはIndeed広告と言われる特別な掲載枠を使用し、運用を行います。
このIndeed広告は、Yahoo!プロモーション広告のスポンサードサーチやGoogle AdWordsのようにキーワードで入札するリスティング広告とは異なります。
Indeedは、求人情報を作成して求人情報単位で入札が行われるものですから、キーワード設定といった煩わしい設定が不要です。
そのため、リスティング広告やIndeed広告を詳しく知らない人でも、容易に広告を掲載できるメリットがあるのです。
ちなみにIndeedの課金方法はクリック課金方式となっており、求人者が広告をクリックした際に課金が発生するシステムです。
またリスティング広告とクリック単価を比べると、Indeedの方が単価が安いこともこの広告の特徴です。
Indeedの料金
Indeedには無料掲載枠と有料掲載枠があり、そちらを選択してもアカウント作成費などの初期費用は無料となります。
ただし募集要項などのライティングを依頼する場合は、別途料金が発生する可能性がありますので、この辺りは注意が必要です。
そして利用開始日から無料で求人広告を投稿することができ、サイト上での掲載が可能となりますが、無料掲載枠については使用制限が適用されます。
有料掲載枠については、いつでも開始と終了が掲載者にて自由に行えるメリットがあります。
そして掲載枠については、名前に示すように掲載される場所が異なります。
有料掲載枠は無料掲載枠に比べると、目立つ場所に高い頻度で表示されるメリットがありますので、常に求人者にリーチできる確率が上がるのです。
料金の仕組み
従来のリスティング広告などは、所定の枠を購入したら期間中の限定掲載となります。
しかし、Indeedの場合は結果重視のクリック課金型となり、スポンサーの求人広告がクリックされた場合にだけ料金が発生する仕組みなので、無駄無く利用することができます。
また自由に料金設定を行えるので、管理ツールで運用の効果を確かめながら、上手にカスタマイズすることができます。
そのため、しっかりと月額予算を設定して運用を行えば、予算オーバーとなる心配も無くなるのです。
運用の開始と終了を自由に決めることができる
つまり運用の開始と終了を自由に決めることができるので、予定よりも効果を出すことができたら運用をストップし、運用資金を次回に回すことができます。
その他のサービスとして、貴社の求人応募状況の分析から予算、目的別のプラン提案も行い、さらにオリジナル採用ページの製作も代行してもらえます。
運用開始方法
アカウントの作成には、メールアドレスが必須となります。
そしてアカウントを作成することができたら、求人情報の作成をします。
この求人情報は、詳細且つ明確に記載することで、求人者にリーチしやすくなりますので意識すると良いでしょう。
求人広告の予算を設定
もし、求人情報の文面が思い浮かばない場合や上手く記載ができない場合は、Indeed内のサイトに参考文が用意されていますので利用をすると良いです。
求人情報を作成することができましたら、最後に求人広告の予算を設定します。
予算設定は、自動調節設定と手動設定があります。
前者の場合は、毎日または毎月の利用額を設定し、設定した予算内で最大限の広告クリックがされるようにIndeedにて自動調整を行います。
後者の場合は、広告の掲載に利用する総予算額を設定し、自分で好きなようにカスタマイズすることができますので、上級者向けとなります。
どちらの設定を選択したとしても、自由に求人広告の募集停止や終了を行うことができますので、安心して使用することができます。
運用結果
掲載結果は、求人一覧画面や各求人詳細ページのパフォーマンスレポート結果から、確認をすることが可能です。
レポートは日付毎、求人案件毎の結果確認ができますので、今後のメンテナンスに利用すると良いでしょう。
またレポート項目は、クリック、表示回数、クリック回数、平均クリック単価、費用、平均表示位置、応募数、応募率、応募あたりの費用が表示されます。
レポート項目はCVS形式でファイル出力も可能ですので、有効に利用しましょう。
まとめ
Indeedに登録すると、確実に求職者に対してアプローチをすることができますので、まずは登録してみることをおすすめします。
ただし登録したからと言って、必ずしも成果が出るという保証はありませんので、運用と管理はしっかりと行うようにしていただきたいです。
またIndeedと一緒に広告活用を行うことで、より効果が現れる可能性もありますので、両面から検討すると良いでしょう。