Indeedは無料で掲載できる無料広告と有料広告の2つがありますが、有料広告の料金が分からないと思っている方もいるかもしれません。今回は、Indeedの有料広告の仕組みや課金方法について詳しくお伝えします。
目次
インディードの有料広告の特徴とは?
Indeedには無料掲載ができる無料広告と有料の有料広告の2つがあります。
Indeedの有料広告は検索画面の上位に表示されるなど、表示位置などに違いがあるのです。
リスティング広告との違い
Indeedの有料広告とリスティング広告と似ていると言われていますが、共通点と相違点について見てきましょう。
リスティング広告の共通点としては、課金方法が挙げられます。
Indeedもリスティング広告と同じ「クリック課金制度」となっており、クリックされた回数に応じて料金が発生する仕組みです。
リスティング広告の違いとしては、クリック平均単価がIndeedの方が安いことです。
GoogleやYahoo!のリスティング広告のクリック単価は700〜1800円前後となっていますが、Indeedは300円前後で運用されています。
リスティング広告と比べると10分の1ほどのコストで運用できるため、コスト削減にもつながります。
Indeedとリスティング広告は似ているように思えますが、上記のような違いがあることが特徴です。
インディードのクリック単価とは?
Indeedのクリック単価とは、1クリックに対する単価のことです。
Indeedでは1クリックあたりの単価を15〜999円の範囲で自由に設定することができます。
自由に設定できますが、あまりにも低い値段になると表示されにくくなるため注意が必要です。
クリック単価の入札設定の方法
Indeedのクリック単価の設定は、管理画面の求人ページから設定することができます。
クリック単価は、入札制になっているため、掲載件数が多くなればなるほどクリック単価も高くなります。
ただし、高い料金で設定すれば必ず上位に表示されるという保証はないので注意してください。
求職者への表示条件は、クリック単価だけではありません。
インディードの有料広告の課金方法
Indeedの有料広告を使用するときは、先ほどのクリック単価の設定を行うことで課金できます。
課金の予算は自由に設定できるため、予算に合わせて有料掲載が可能です。
Indeedでは有料掲載時に必要なクリック単価以外の費用はかからないため、比較的コストを抑えて採用活動ができることが特徴。
ここでは、Indeedの有料広告の設定方法について見ていきましょう。
インディードの有料広告が表示される位置
Indeedの有料広告が表示される位置は、検索結果画面の上部と下部です。
これは、「ユーザーがクリックしやすい位置」であり、クリック単価が高いものから順番に上位に表示されると言われています。
有料広告と無料広告の見分け方としては、「スポンサー広告」と記載されているのが有料広告になります。
予算額を設定する手順
Indeedの管理画面では、予算額を設定することができます。
求人ページの有料掲載を設定する項目に「予算設定」の部分があるので、ここで予算の設定ができます。
求人広告予算の部分に、平均日額などから選択をして、求人の終了日を選ぶことで設定ができます。
自動調節と手動調節に関しては、次の項目でご説明します。
自動調節設定と手動設定の違い
予算の設定のページの上部に、自動調整設定と手動設定の2つのタブがあります。
これはクリック単価を自動で設定するか、手動で設定するかの違いです。
自動で設定する場合は、予算を入力することでIndeed側が勝手にクリック単価を調整してくれます。
手動の場合は、上限クリック単価と予算、そして終了日を入力すれば完了です。
クリック単価の平均が分からないときは、自動設定にして求人の様子を見ることも方法の一つです。
インディードの順位とクリック単価の考え方
ここまでIndeedのクリック単価についてお伝えしましたが、「高値で入札をすれば表示が上位になる」と思った方もいるでしょう。
しかし、Indeedでは、クリック単価を高い料金で設定したからと言って、必ずしもクリックが集まるとは限らないのです。
入札金額が高ければ順位が上がるわけではない
入札金額とクリック数の関係としては、いくら上位に表示されていても、自分の希望する職種や条件でなければクリックされないからです。
例えば、営業職を希望して探してる求職者に「ドライバー募集」の求人を表示しても「自分には関係ない」と思われてしまいます。
このように、いくら単価を上げたとしても、クリック数の上昇に必ず繋がるとは言えないのが現状です。
掲載順位のロジックについて
Indeedの掲載順位のロジックに関してですが、詳しいアルゴリズムなどは公開されていません。
クリック単価を上げれば表示が有利になるわけではないため、求人広告の中身を充実させるなども必要になるのです。
また、求職者に表示される検索結果は、ユーザーの検索傾向や位置情報などから決められているため、それぞれに合った情報が提示されるようになっています。
Indeedはリスティング広告のように、「表示順位が上にあればクリックされやすい」と定義されていないため、上位に来ないこともあります。
まとめ
今回は、Indeedの有料広告の仕組みや課金方法について詳しくお伝えしました。
Indeedの有料広告はリスティング広告と異なり、クリック単価が安く運用しやすいことが挙げられます。
有料広告の課金に関しては、管理ページから行うことができるので、参考にしてみてください。