テレビのCMで話題になっている「Indeed」ですが、CM内容とともに無料で掲載ができるという部分に引かれた人も多いのではないでしょうか? 採用手法で使用される媒体は掲載にお金がかかるものが多く、本当に無料で掲載できるのか?と疑問に思っている人もいるかもしれません。 しかし、Indeedでは無料で掲載できますが、あくまで検索型エンジンなので掲載が保証されたものではありません。 今回は、Indeedの無料掲載ができない理由と対策についてお伝えします。
目次
Indeedの掲載方法は2種類ある
Indeedは求人サイトではなく求人検索型エンジンであり、Yahoo!やGoogleと同様の求人に特化した検索エンジンです。
Indeedはインターネット上にある様々な求人情報をクローリングして掲載しているため、圧倒的な求人数が特徴です。
Indeedは求人検索型エンジンですが、求人を掲載する方法として2種類あります。
Indeedの無料掲載枠
Indeedに求人を掲載する方法の一つとして、無料掲載枠を活用するものがあります。
無料掲載枠とは、無料で掲載することができ料金は発生しません。
無料で掲載する方法として、自社の採用ページを読み込ませる方法とIndeed内に直接入力する方法があります。
Indeedはインターネット上の採用情報を検索するので、知らない間に自社の採用ページが掲載されていたということもあります。
無料枠のメリットとしては、掲載料金が発生せずコストがかからないことが挙げられます。
デメリットとしては、検索でしか表示されないので露出の場面が少なくなることが考えられます。
また、無料であるため確実に掲載されるという保証は言い切れないのが現状です。
有料掲載枠
Indeedには無料掲載枠と別に有料掲載枠があります。
有料掲載枠は有料になりますが、検索結果の上位に表示されるためアクセス数を集めやすく応募率を増やす効果が期待できます。
Indeedの有料枠はクリック課金制度になっているため、クリック回数に応じてコストがかかります。
有料枠を使うことで確実に求人を掲載でき、かつ応募率もあげることが可能になります。
無料掲載枠で掲載されない理由
企業の中には求人を無料で掲載することを考えているところも多いと思います。
しかし、Indeedに掲載されていないと悩む担当者もいます。
Indeedで無料掲載枠に掲載されない理由について見ていきましょう。
特定の業種は無料掲載されない
Indeedでは特定の業種は無料掲載できない決まりがあります。
派遣会社などの募集では、勤務地がはっきり記載されていないなどの理由で無料掲載されません。
Indeed側の条件を満たしていない
無料掲載を行うにあたって、Indeedに登録したのにも関わらず表示されていない場合は、Indeed側の条件を満たしていないことが考えられます。
Indeed側の条件は以下のものがあります。
- クレジットカードの情報が提出されていない
- 求人広告のステータスが停止または終了になっている
- アカウントが審査中である
- メールアドレスの承認が終わっていない
これらの条件を満たしていない場合、Indeedの求人広告が掲載されないことがあります。
求人内容に不備がある
Indeedに掲載するにあたり、求人内容は企業側で自由に考えることができますが、求人内容に不備がある場合は掲載されないことがあります。
Indeedに直接投稿する場合に必要な情報は以下の通りになりますが、仕事内容が明確になっていない、勤務地がしっかり番地まで記載されていないなどの不備がある場合は掲載されません。
- 会社名
- 従業員数
- 応募設定(メールor直接応募)
- 雇用形態
- 給与
- 仕事内容(テキスト)
- 求める人材(テキスト)
- 勤務時間・曜日(テキスト)
- 交通アクセス(テキスト)
- 待遇・福利厚生(テキスト)
- その他(テキスト)
Indeedは求職者にとって分かりやすい求人内容でなければ掲載されにくいため、求職者の目線に立って内容を見直すことが必要になります。
無料枠で掲載されない時の対策
無料枠を利用したいと考えている企業は多いですが、掲載されないときの対処法について知っておきましょう。
Indeedの掲載ルールを確認する
Indeedは求人内容などは企業側が自由に記載することができますが、掲載にはルールがあります。
Indeedの掲載ルールは以下の4点です。
- 1求人につき1ページ
- 雇用形態別に求人を分けない
- 勤務地の住所が番地までしっかり記載されていること
-
仕事内容が具体的で分かりやすいこと
Indeedのルールである、1求人につき1ページは、「仕事内容×勤務地」で決まります。
例えば、営業職で東京都と大阪府で募集したい場合であってもページを分ける必要があります。
逆に雇用形態の場合はページ分けをすることがNGになり、例えば事務職の正社員とパートを募集するときは1ページにまとめます。
ページを分ける場合は、仕事内容を少し異なる内容に変えるなどの工夫が必要になります。
作成した求人ページに複数の業種が記入されていないか、雇用形態ごとにページをそのままの内容で記入していないか確認することも必要です。
求職者に分かりやすい原稿作成を行う
Indeedでは求職者の目線に立ったサービスを提供することを軸として考えているので、求人内容も求職者に分かりやすいものを作成することが必要になります。
Indeedの検索に関するアルゴリズムなどは非公開になっており、ユーザーへの表示方法なども公表されていませんが、ユーザーが検索した条件により近い内容のものが表示される仕組みになっているので、より詳しく分かりやすい求人原稿を作ることが大切です。
それでも掲載されない場合は有料枠を使うことも方法
上記に挙げた方法を行っても無料枠で掲載されないこともあります。
無料枠はあくまで無料であり、必ず掲載されるという保証はありません。
無料枠で掲載が確認できない場合は有料枠を使って掲載することも方法の一つです。
有料枠を使うメリット
Indeedの有料枠は、検索結果の上位に「スポンサー」枠として表示されるので、アクセス数アップを期待することができます。
また、Indeedではクリック回数に応じた料金設定になっているため、予算内で掲載することも可能です。
有料枠を使うことでアクセス数をアップさせ、応募率につなげることもできます。
まとめ
今回は、Indeedの無料掲載ができない理由と対策についてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?
Indeedには無料掲載枠と有料掲載枠の2種類の掲載方法がありますが、Indeedの掲載には条件があります。
無料枠で掲載して採用できれば、コストもかからないので企業にとっては嬉しいですよね。
Indeedの無料枠に掲載されない場合は、条件や内容の見直しを行い、有料枠の利用も検討に入れることをオススメします。