テレビCMでも話題になっているIndeedですが、Indeedを使って採用活動を行う企業も増えています。 Indeedは無料掲載もできることもあり、注目が高まっている採用手法でもあります。 中にはIndeedを調べていると「フィード」という言葉が出てきてよく分からないと思った人もいるかもしれません。 今回は、Indeed(インディード)のフィードを運用する条件についてお伝えします。
目次
Indeed(インディード)とは?
最近よく聞くIndeedですが、Indeedは求人サイトではなく求人検索型エンジンと呼ばれるものです。
Indeedはインターネット上に存在するあらゆる求人情報を収集することで、膨大な求人情報から自分の条件に合った求人を探すことができるサービスです。
Indeed(インディード)は求人検索型エンジン
先ほどもお伝えした通り、Indeedは求人検索型エンジンと呼ばれるものであり、求人サイトとは少し違います。
一般的な求人サイトであれば、掲載されている求人の中からしか探すことができませんが、Indeedではインターネット上に存在しているあらゆる求人情報から調べることができます。
また、ハローワークや求人サイトの情報もクローリングされているので、それぞれのサイトで求人情報を探す手間が省けます。
Indeedは求人サイトと違って、職種などの希望条件と勤務地の2つのボックスが設置されているだけのシンプルなものです。
ユーザーは希望条件をボックス内に入力することで、条件に近い求人が検索結果に表示される仕組みになっています。
Indeed(インディード)への求人掲載の方法
Indeedは求人検索型エンジンですが、Indeedに求人情報を掲載することも可能です。
Indeedへの掲載方法には、自社の採用ページをクローリングさせる方法とIndeedに直接入力する方法があります。
それぞれの方法を見てきましょう。
自社の採用ページをクローリングする
自社のホームページや採用ページを持っている企業も多いと思いますが、Indeedでは自社の採用ページをそのまま掲載することができます。
自社の採用ページをIndeedにクローリングさせることで、求人情報を掲載できます。
ただし、自社の採用ページで常に6つ以上の求人を掲載しているなどの条件があるため、この条件を満たしていない場合は自社のページでの掲載ができないので注意が必要です。
Indeed(インディード)に直接入力する
自社の採用ページやホームページを持っていない企業、採用ページの求人数の条件を満たしていない場合はIndeedのフォーマットに直接入力することで掲載できます。
Indeedのフォーマットの入力項目は以下の通りです。
- 会社名
- 従業員数
- 応募設定(メールor直接応募)
- 雇用形態
- 給与
- 仕事内容(テキスト)
- 求める人材(テキスト)
- 勤務時間・曜日(テキスト)
- 交通アクセス(テキスト)
- 待遇・福利厚生(テキスト)
- その他(テキスト)
Indeedのフォーマットには応募ボタンなども全て設置されているので、求人内容を入力することですぐに掲載ができます。
Indeed(インディード)のフィードとは?
Indeedを調べていると見かける「フィード」ですが、これはwebページから配信されるコンテンツの概要や更新情報のことを指します。
Webサイトなどのページを更新をするとそのままの状態では検索エンジン側に更新したことが伝わりません。
そのため、フィードを使って更新したことを検索エンジン側に伝えるものです。
検索エンジン型では新しい情報を優先して表示させる傾向があるため、クローリングを待つのではなくフィードを送ることで更新を知らせることができるというものです。
Indeed(インディード)ではXMLフィードに対応
フィードにはXML形式やRSSフィード、Atomフィードなどの種類がありますが、IndeedはXML形式に対応しています。
そのためIndeedにデータフィードを送る場合は、HTML形式で作成されたページをXML形式に変換することが必要になります。
クローリングは自動で求人情報を読み込む方法ですが、XMLフィードを利用することで手動で求人情報を読み込ませることができるので能動的な方法になります。
Indeed(インディード)のフィードを運用する条件
Indeedではクローリングによっても掲載することができますが、クローリングのタイミングが分からないことや、いくつかの条件によってはXMLフィードを活用した方がよいこともあります。
Indeedでフィードの運用は全てのサイトでできる訳ではなく、条件があるため注意が必要です。
IndeedをXMLフィードで運用する理由と条件について見ていきましょう。
Indeed(インディード)をXMLフィードで運用する理由
IndeedをXMLフィードで運用する理由としては以下のものが挙げられます。
- 求人数が多い場合、時間と負荷が大きいため
- 画像はクロールして情報を得られない
求人数があまりにも多い場合は、クローリングに時間がかかり負荷も大きいのでXMLフィードで運用した方がスムーズです。
また、画像に文字が入っている場合は、クローリングでは情報を得ることができないのでXMLフィードを使うことが必要になります。
Indeed(インディード)をXMLフィードを使う条件
IndeedでXMLフィードを運用するためには、Indeed側による事前審査が必要になります。
Indeed(インディード)をXMLフィードが必要になる主な条件については以下の通りです。
- 求人数が1000以上あるなど数が多い場合
- ひとつの職種に複数の勤務地がある場合
- 募集要項に画像を使用しておりテキストが読み込めない場合
このような条件に該当している場合、XMLフィードによる運用が適していると考えられます。
まとめ
今回は、Indeed(インディード)のフィードを運用する条件についてお伝えしま下が、いかがだったでしょうか?
Indeedは求人検索型エンジンであり、クローリングによりインターネット上のあらゆる求人情報を収集しているサービスです。
Indeedへの掲載を行う場合は、クローリングだけでなくXMLフィードを使って運用する方法もあります。
XMLフィードを使った運用方法などが分からない場合は、代理店に運用を任せることも方法の一つです。